2023年3月23日2023年の椿
今年は、椿の当たり年のようで、
近所の椿は、どこもかしこも、健康的で美しかった。
今はすっかり桜の季節だけれど、
ソメイヨシノは、各所で伐採されており、
谷中霊園の桜のトンネルも失われてしまった。
切り株や落とされた枝の切り口が痛々しい。
足元にシャガが咲く、山吹も咲く。名もない小花も次々と。
花々が絶唱している。
今年は、椿の当たり年のようで、
近所の椿は、どこもかしこも、健康的で美しかった。
今はすっかり桜の季節だけれど、
ソメイヨシノは、各所で伐採されており、
谷中霊園の桜のトンネルも失われてしまった。
切り株や落とされた枝の切り口が痛々しい。
足元にシャガが咲く、山吹も咲く。名もない小花も次々と。
花々が絶唱している。
時代を生き抜くことは、大変厳しいことです。
人生は失われてゆくものだからです。
大好きだった谷中のひよこ堂も、今はもうありません。
この大正ガラスの切り子茶碗は,ひよこ堂の思い出の一つです。
「私、無愛想だから・・・」と店主はうつむいていたけれど、
時代を生き抜いた良品への愛と誠が店いっぱいにあふれていたこと。
私は、忘れない。