2014年5月12日デューラーとジャック・カロ
ジャック・カロの銅版画の展覧会が上野の西洋美術館で開催中(6月15日まで)です。
同時開催の「非日常からの呼び声」展で、デューラーの3大銅版画のうちの2作品「メランコリアⅠ」と
「騎士と死神と悪魔」もあわせて観ることができます。
500年も前に発見された技法ー銅版画。その銅版画において、ドイツのデューラーは「エングレーヴィングの王」
フランスのジャック・カロは「エッチングの父」みたいな人です。
作品は小さく、解けない謎のような細部に富んでおり、踏み込めば、そこはなぞなぞの森です。
虫めがねを持参されることをお勧めします。
大人の方は、老眼鏡なしだとノックアウトです。