2022年9月18日彼岸花と黄揚羽
小石川植物園に入るとすぐ左手の森に彼岸花の群落がある。
花火のように華やかな花なのに、茎だけすーっと伸びて咲くから、
魂が灯っているようで、いつも不思議な気持ちになる。
土の下、その球根には毒がある。 毒は薬で、薬は毒。
元々薬草園だったから、こんなに群生しているのかもしれない。
ネズミやモグラを寄せ付けないためだったのかもしれない。
謎めいて美しいから怖いけど、すごい薬が生まれるかもしれない。
「とってもおいしいよ」 黄揚羽が蜜を吸いに来た。