2022年7月29日蓮の舟
蓮の舟に乗って 渡って行きたい場所がある
私はそれを漕がないから 蓮の舟には櫂がない
どこへも行けない舟なのに
舟が出るよと誰かがいった
夏の帽子と日傘のふたり
無縁坂から見送れば 風
東京・上野・不忍池
蓮の舟に乗って 渡って行きたい場所がある
私はそれを漕がないから 蓮の舟には櫂がない
どこへも行けない舟なのに
舟が出るよと誰かがいった
夏の帽子と日傘のふたり
無縁坂から見送れば 風
東京・上野・不忍池
7月某日、室堂山から浄土山を経て立山へ向かう登山道。
霧がかかり、視界不良の中、
ハクサンイチゲの花畑をゆったり歩く雷鳥の親子に出会った。
霧が深まると天敵を避けられるので、姿を現す。
雷鳥は、氷河期の時代から、ずっと命をつないできた。
高山植物も、厳しい環境に耐えながら適応し、花盛りだ。
私達は今、進化の過程の中にいる。
さまざまなウイルスが、進化の歯車を押している。
自然の声を受け取れなければ、人は霧の中で道を失うかもしれない。
雷鳥は、霧の中へ、堂々と歩みを進めていった。
2022年の土用の丑の日は、7月23日と8月4日。
やっぱりその日は、ウナギでしょうか。
あまのじゃくの方は、その日を避けるかもしれません。
鳥はどうやって「その日」を決めるのでしょうか。
先日、ヒヨドリの4羽の幼鳥が、巣立ちました。 そして、落ちました。
うまく飛べなくても、その日「離れなくては危険」と感じたのでしょうか。
親鳥は、その日、必死に鳴きながら、懸命に子らを捜し、護り続けました。
翌日も警戒は続き、三日目静かになりました。 旅立ちを信じています。
厳しい自然の中で、厳しい命のやり取りもあるでしょう。
ウナギ・トリ・シジミ・ハマグリ、食べる私も、動物ランドに生きています。
ヒヨドリのひなが孵りました。
スター誕生です。
口から生まれました とでもいうように。
親から餌をもらおうと、ピーヒャラピーヒャラ。
目も開き、日に日に大きくなっています。
いちいち感動します。
成長が楽しみです。
今はまだ、ちょっと恐竜っぽいですが、
恐竜にはならないと思います。