2015年2月8日シリウス・ガラス インク壺
メソメソとみぞれになった雪雲を北西風がさらっていった、その夜。
南東の空にシリウス。 涙のかけらのようだった。
*
このガラス瓶、あのシリウスの涙の色で、
日暮里の「雑貨neuf」のほの暗い戸棚の奥に、小さく灯っておりました。
シリウス・ガラスのインク壺。
今は、コビトの銅版画家の、氷ガラスのテーブルの上。
メソメソとみぞれになった雪雲を北西風がさらっていった、その夜。
南東の空にシリウス。 涙のかけらのようだった。
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このガラス瓶、あのシリウスの涙の色で、
日暮里の「雑貨neuf」のほの暗い戸棚の奥に、小さく灯っておりました。
シリウス・ガラスのインク壺。
今は、コビトの銅版画家の、氷ガラスのテーブルの上。
銅版画「雪うさぎ」
2010年から2012年にかけて、少しずつ腐食を繰り返し、製版しました。
本六さんの店先で、通りすがりに見つけてくれて、もう一度、見に来てくれた人がいて。
立春ですね。 春の雪。 今日もひとりで、ものづくり。